経験知
「私のやり方でよかったでしょうか」
看護師は常に自分の看護が正しかったか考える。あの時、こうしておけば良かった、
もっと言葉をかけておけば良かったなどとと振り返る。
「あなたが今持てる力すべて出して一生懸命行った看護は、必ず患者さんに伝わっているよ」
看護ケア技術・医療行為・コミュニケーション・判断力・対処能力・看護過程の展開・エビデンスに基づいた看護・・・
患者さんはすべて違う。看護のゴールなどない。
患者さんとの関わりの中で、看護師は経験知を積んで、スキルの高い看護師になっていく。
多くの病気の経過を経験し、多くの人の感情に触れながら多くのことを学ぶ。
看護師の経験が、私の人生なのである。