samansa59’s blog

訪問看護の仕事の中で感じたことなど自由に書いていきます。

キャッチボール

主治医に訪問看護指示書を頂き、訪問看護を行っている患者さんには、毎月「訪問看護計画書」と「訪問看護報告書」を提出する必要がある。訪問看護管理療養費の算定要件にもなっており、毎月主治医に提出している。

受け持ち看護師が、月終わりになってくると訪問看護計画の評価修正、報告書作成のために時間外に残って書面作成する。訪問看護が入ることで何が改善されたか、病状の変化、ADLの変化、家族の介護状況など報告する。

一生懸命記入したこの報告書を何人の医師がきちんと見て下さっているのか・・・

報告書に書いた内容を、電話で聞いてくる医師がいる「報告書にも書いた通りに○○××です。」「書いてあった?」 読んでいるのか?と心の中で思う。

普段のFAXやメールでの報告も返事がくる頻度は低い。

投げたボールを受け取ってくれる医師は少ないのが現実。

「報告書見たよ。一生懸命やってくれていてありがとう」

医師に投げたボールが、訪問看護師に返ってきた。ごくたまにのことだから、なおさら嬉しい。

やっぱり相手がいてこその仕事。先生、ちゃんと投げ返してくださいね。