パチンコ
65才男性。交通事故、頸髄損傷にて手術施行。1年のリハビリを経て介助で歩行できるまでになった。神経障害から膀胱留置カテーテル管理必要。退院後は、デイケア週2回、訪問リハビリ週2回、訪問看護週2回受け、残存機能維持ができている。
夫婦の共通の楽しみはパチンコ。妻が仕事から帰宅した夜に二人で出かけている。
最初は週に1~2回程度であったが、最近はほぼ毎日でかけるようになった。
「昨日25万円すった」と平気でしゃっべている。普通の感覚ではない。
「ギャンブル依存症だよね。夫婦で・・・」
保険金がでて、潤沢な資金がある時期はいいが、この分では 早々にお金も底をつくのではないか・・・
ギャンブル依存症は、ギャンブルだけに過剰反応し、いずれ脳の機能バランスを崩す。
治療が必要であるが、夫婦ともに依存症ではキーパーソンがいない。
普通の身体とは違う。今後年齢を重ねるうちにいろいろなイベントがあり、寝たきり状態になっていくかもしれないのに、将来を見据えた生活ができないものか・・・
今の妻は3人目。まだ中学2年生の子供がいる。 どうしたものか・・・