地域包括ケア
少子高齢化、要介護認定者の増加、単独世帯の増加ー2035年には75才以上の一人暮らしが466万人になると推計されており、地域包括ケアシステムの構築が必要と国は示している。
住み慣れた地域で安心して尊厳あるその人らしい生活を継続することができるように・・・在宅を多く見てきているからこそ思う。可能なのだろうか?
増え続ける高齢者を介護保険制度では賄えないから、インフォーマルの多様な社会資源を活用できるように進める・・・なんだか無理な気がする。
核家族化が進み、となりの住人が誰で何をしているかわからない時代になった。
個人情報保護が進み、タイムリーに介入できない面も多くなった。
地域住民で組織を作り、一人暮らしの方の困ったことを解決する取り組みを立ち上げても、依頼がないという。
「この地区に、生活の中で困ったこと解決してくれる人たちがいるよ。頼んでみたら?」
「近所の知った人には、家に入ってほしくない」
「誰にも頼まん。自分のことは自分でする」傍から見ると、できていないことが多いけれど・・・
認知症独居の高齢者。サービス担当者会議を開いても、解決できないことがらが多い。
結局、いろいろ不安要素を抱えながらが、何かイベントがないと対応できないのである。
仕事に明け暮れる毎日。
実際私自身が、住んでいる街の地域コミュニテイに関わる事がないのである。